STANLEY HAGLER (スタンレー・ハグラー)☆ピンクのお花畑と鳥のヴィンテージ・ブローチ

J-B949

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STANLEY HAGLER (スタンレー・ハグラー)社の、ピンクのお花畑と鳥のヴィンテージ・ブローチです。

ロシアンゴールド・メタルの台座に、中央にゴールドトーンのチューリップのようなお花が配置され、サイドにはピンクカラーのシードビーズで立体的に模られた段々のお花、その上部・周囲にラインストーンが散りばめられ、トップにはお花を抱えるかのような姿の鳥がデザインされています。
鳥の羽は、エメラルドグリーンとネイビーのエナメルペイント、目にグリーンのラインストーンがひとつ、頭にはクリアのラインストーンが施されています。
また裏側には、ワイヤーを隠しつつピンを設置する為の、透かし細工のカバーが取り付けられています。


かつて「ジュエリー界のピカソ」と呼ばれた流石はハグラーならではの、一つ一つ手作業で繋ぎ合わせられたビーズワークの美しい手仕事に惚れ惚れ致します。

大人のピンクジュエリー、ユニークかつフェミニンで素敵なブローチです。


こちらの商品は、STANLEY HAGLERオリジナルのデザイナーであり、現在同社の所有権を持つMark Mercy氏のオフィスより取り寄せたオールドストック品(本物)になりますが、シードビーズにややスレなどの経年が感じられる為、お値段を引き下げご案内させて頂きます。


ブランド:   STANLEY HAGLER (スタンレー・ハグラー)
サイズ約:   一番長いところ 横5.5cm x 縦(鳥の頭から長い茎の先端まで)6.5cm
材質:     ロシアンゴールド・メタル、ビーズ、ラインストーン
刻印:     STANLEY HAGLER N.Y.C.


【コンディション】VERY GOOD - EXCELLENT
鳥の頭の裏側メタルにゴールドトーンの剥げ箇所(表には全く見えない位置)、上段のシードビーズにスレ等の経年が感じられます。
ダメージとは全く異なりますが、一部ワイヤーが少し大回りに見えるもの(緩みはありません:4枚目のお写真参照)がございます為、念の為明記させて頂きます。

目立つような傷みや欠損などなく、全体的にとても綺麗なコンディションです。

※ヴィンテージ品につき、経年上の極小のスレキズ、汚れ、状態の良いお品でも少なからずとも僅かにはございます。
新品とは異なりますことをご理解ください。








STANLEY HAGLER (スタンレー ハグラー)
宝飾デザイナーであったスタンレー・ハグラー(STANLEY HAGLER)は、1940年代にミリアム・ハスケルの工房で働いた後に独立、1953年に自身のブランドを立ち上げ、ニューヨーク市にStanley Hagler社を設立しました。

ミリアム・ハスケル社のデザイナーとしてかつて活躍した彼の作品は流石、全て手作業で複雑な作り。ラインストーンは全て爪留め、一つ一つ丁寧にワイヤー刺繍が施され、カラフルで個性的且つダイナミックなデザインは人々を圧倒し、「ジュエリー界のピカソ」の異名を持つほどまで成功をおさめました。

珊瑚や半貴石、イタリア・ムラーノ島のムラーノガラス、スワロフスキーなど、世界各地から取り寄せるなど素材にもこだわり、まさに芸術品と呼ぶにふさわしいジュエリーやその他装飾品を製作しました。
1968年から、スワロフスキー・デザインアワードを何度も受賞するなど、メディアでも多く功績を残しています。

会社はそれまで一人で運営していましたが、1979年、後に右腕として活躍したマーク・マーシー(Mark Mercy)が入社。叔父を通じてスタンレーと出会ったマークは、ニューヨークのスタジオで、ハグラーの下で数年間技術を学んだ後、その才能を発揮し自身のデザインを製作し始めます。
ハグラー社では初めてテーマに基づいた作品(クリスマスリース、樹木、蝶、ワイルドフラワーバスケット、ブーケ)など、そまでとはまた違った別の作風を世に送り出しました。これらの作品は、おそらく一番高価に取引されているものになります。

1983年に同社は南フロリダ州に移転、それまでの刻印「STANLEY HAGLER」から「STANLEY HAGLER N.Y.C.」へと変更になります。しかし移転直後から、ハグラーが病気を抱えるようになってしまった為、その頃はマーシーがほとんど一人で会社を運営しなければなりませんでした。
ハグラーは将来を見据え、マーシーにそれまでの従業員としてではなくパートナーとしての契約を提案をし、病気が悪化するまでの間、共に素晴らしい作品を製作し続けました。

1989年には、3人目のハグラーデザイナーとして活躍したIan St. Gielarが 入社、そこからまた数多くの素晴らしいデザインが手がけられています。

1996年スタンレー死去。2007年イアン死去。会社は現在、マークにより存続されています。