CORO(コロ)社1940年代頃の、アール・ヌーヴォー鍵のアンティーク・ブローチです。
アンティーク・ロシアンゴールド調のメタル製で、細かく模られたアール・ヌーヴォー調のスケルトンキーには、上からスカイブルーのラインストーン、小さなクリア・ラインストーン、中央にオーバル・ターコイズブルーのカボション、リーフ模様に小さなフェイクパール・ビーズカボションが計8つ、エメラルドグリーンのライストーン、一番下にターコイズ・ブルーのラウンドカボションが施されています。
この鍵モチーフは、一番下のストーンの金具部分が折れてないもの、フェイクパールがとれまくりのものなど、完全に美しい状態を保っているものが大変少ない中、こちらはまさにその条件をパスしたパーフェクトに近い1点。
見つけた時には思わず「おぉっ!」と目を見開いてしまいました(大げさ)。
経年上で自然と作り上げられた、やや緑青がかったブロンズのゴールドメッキも、そのシャビー感がたまらなくアンティークキーの雰囲気を盛り上げており、より一層素敵な仕上がりとなっています。
味わい深いオールドコロの貴重な鍵のブローチです。
ブランド: CORO(コロ)
サイズ: 一番長いところ約 横(上部・幅)2.5cm x 縦7cm
材質: アンティークゴールドメタル、ラインストーン、人工パール
刻印: Coro
【コンディション】EXCELLENT
一番下部分のメタル部分端裏に小さなカケ(?かどうかよく分からない程度の)、ゴールドメッキの端淵(主に内側など)に、僅か小さな緑青がみられます。
ストーンも綺麗に揃っており、この商品としては素晴らしいコンディションです。
CORO JEWELRY |
1901年にニューヨークでEmanuel CohenとCarl Rosenbergerの二人によって創立、"CORO"の名は設立者二人の頭文字から取って名づけられました。
1911年にはロードアイランドに工場を設立し1979年頃まで活躍、アメリカのコスチュームジュエリー業界で成功をおさめた大きな会社のひとつです。特に1924年にAdolph Katzがデザインを手がけるようになってからは、そのユニークで想像力豊かな作品とともに、コロの名は世に広く知れ渡るようになります。
コロ社のブランドは他にも、Vendome (1944-1979) 、Corocraft (1935-1980)、Duetteなど多数あります。
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