アメリカのニューヨークを拠点に活躍するジュエリー・アーティスト、Michael Michaud(マイケル・ミショー)の、枝に実るモレロチェリーのブローチ【USED】です。
鋳造したブロンズの枝とリーフ、それに果実の艶やかな手作りの赤いガラスビーズ玉が、揺れるように取り付けられています。
こちらのデザインのチェリー・ブローチは、マイケル・ミショーが、イギリスのロンドンにある「ビクトリア・アンド・アルバート(Victoria and Albert)博物館」の、グリーンダイニングルームにある、チェリーで飾られたパネルに触発され、息子のヴィンセントが手掛けるガラス細工と組み合わせて制作されたコレクションのひとつです。
このコレクションは、Victoria and Albert博物館からライセンス(2005年)を受けています。
現在でも同デザインの品が販売されおりますが、こちらは新品ではなくユーズドになります。
*新品に近く、ユーズドならではでお値段もぐんと下がりますので、お得感がかなりあるかと思います。
新品で日本円にすると2万円は近いお値段だと思います。日本国内のお店での販売価格はまた更にそこから上がります。
彼の作品は、自然とボタニカルをテーマに、実際に本物の植物を使用するなどMichael Michaudならではのこだわりと独自の技術で繊細に再現され、世界的にも人気を集めています。
さくらんぼの木は四季を通じて喜ばれますが、特に夏には素晴らしく真っ赤な果実を実らせます。
ミショーによってまさにそれが再現された、瑞々しく甘酸っぱそうなチェリーのブローチです。
ブランド: Michael Michaud(マイケル・ミショー)
サイズ: 約 横5.7cm x 縦(枝の上から下までの長さ全体)7.5cm
材質: ブロンズ、ガラスビーズ
刻印: V&V
【コンディション】VERY GOOD - EXCELLENT
葉の一部に剥がれのような(元からのようにも思える又はおかしくないもの)箇所がみられます。
あとお写真で気づいたのですが、緑青の飛び散りが裏側に一部みられます。
目立つような傷みなく、ガラスビーズも美しく、全体的にはエクセレントの綺麗なコンディションです。
MICHAEL MICHAUD(マイケル・ミショー) |
アーティストのマイケル・ミショーは、ロチェスター工科大学の名門アメリカ職人学校に通い、デザイナーのハンス・クリステンソンとゲイリー・グリフィンに師事し、金型の作成と操作の達人になりました。
1980年の卒業後、マイケルはニューヨーク市のジュエリーデザイナーの下で働きながら、彼の技術を完成させ続けました。
1991年、彼はニューヨーク市の花地区で働き、美しいコネチカットの田園地帯に住んでいることにあらためて気づかされます。
そして彼を取り巻く自然の美しさへの愛情が、そのジュエリーへの情熱と融合し、MICHAEL MICHAUDジュエリーへと繋がりました。
MICHAEL MICHAUDジュエリーコレクションは、植物をモチーフとしたジュエリーで、世界的に知られています。
ブロンズの緑青と、真珠やビーズ、珊瑚、ストーンなどのアクセントの組み合わせで、自然や植物の美しさとその絶妙なディテールを忠実に再現し、宝石のような美しさを作り上げています。
このユニークなジュエリーは、ロストワックス鋳造と同様のプロセスで植物要素から直接型を作成することによって作られています。
従来のロストワックス鋳造は手彫りのワックスモデルから始まりますが、Michael Michaudはワックスモデルの代わりに実際の葉、枝、または花を使用しています。
植物要素の周りにカビが作られ、それが加熱されると植物が燃え尽きて、美しく詳細なカビが残ります。
マイケル・ミショーのジュエリーは、その美しさと技量で知られ、世界中の最高級の美術館やギャラリー、専門店でも取り上げられています。
多くのコレクションは、ビクトリア&アルバート博物館、シカゴ美術館、国立美術館、ベルサイユ宮殿などの主要な美術館から委任されています。
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