1950年頃のアルバートワイス/WEISS(ワイス)による、2色のラインストーンでデザインされた、美しい貝のヴィンテージ・ブローチです。
大きなラインストーンのみですが、なんとウランガラスのラインストーンが使われている、大変珍しいお品です。
ゴールドトーンのメタル製で、口が少し開いたようなシェルが、透かし細工で繊細に模られ、中央に敷き詰められたラインストーンはペリドットグリーンのようなお色め、大小異なるファセットカットのラインストーン(大きめのストーンのみウランガラス)が施され、周囲には煌くクリスタルラインストーンが上品に施されています。
ウランガラス素材のものは扱いが難しい為、現代では製造されることがほとんどなくなりましたが、1930年代にヨーロッパで製造され始めてから、原子力に利用されるようになるまでの間、特に1940年代頃にはアメリカでも食器などが大量生産されました。その当時の製品はアンティーク・コレクターにとても人気があります。
ヴィンテージ好きの方ならきっと、ウランガラス特有の明るいイエローグリーン色の食器を、一度は目にされた事があるのではないでしょうか。
ガラスのラインストーンが輝きを放つ、WEISSのレアで美しいシェル貝!
同社のクオリティが感じられる、大変可愛らしい貝のブローチです。
ブランド: WEISS(ワイス)
サイズ: 一番長いところ約 縦3cm x 横4cm
材質: ゴールドトーン・メタル、ラインストーン、(微量のウラン)ウランガラス
刻印: WEISS
【コンディション】EXCELLENT
右側端の貝の窪み部分に僅かなスレがみられます。
目立つような傷みなどなく、美しいコンディションです。
*お写真ではゴールドトーンに黒い影又はスレのように見える箇所がございますが、実際トーンは均一で綺麗です。
※ヴィンテージ品につき、経年上の極小のスレキズ、汚れ、状態の良いお品でも少なからずとも僅かにはございます。
新品とは異なりますことをご理解ください。
WEISS(ワイス) |
WEISSジュエリーは、1942年にかつて初期のCoroで働いていたアルバート・ワイス(Albert Weiss)によりニューヨークで設立されました。
美しく優れたオーストリアのラインストーンなどを使用するなど、クオリティの高い製品を手がけ、1950年代〜1960年代頃には全盛期をむかえます。
アルバートの退職後は息子のマイケルが引き継ぎますが、後1970年代はじめには閉鎖となりました。
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