1950年代頃のTRIFARI(トリファリ)、コーラル色のミルクガラスモールドで制作された、フラワーリーフお花のヴィンテージ・ブローチです。
TRIFARI独自のゴールドメッキがかけられたメタル素材(年月が経過しても綺麗に薄れゆく)で、リーフシェイプのお花枠には、コーラルピンクのガラスモールドで制作された、可愛らしい花びらと小さなリーフがバランスよく配置され、丁寧にはめこまれています。
同シリーズ、ガラスモールドの作品が1950年代初期に多く作られ、こちらもその時期に制作された有名な作品のひとつになります。
上品なコーラルフラワーですが、やや大きめサイズで存在感がございます。
フラワーリーフが可愛らしいガラスモールドで美しく表現された、間違いなくコレクタブルで貴重なその時期のTRIFARI、ミルクガラス・フラワーのブローチです。
コーラルのお色めが、お写真では少し明るめに写ってしまいます。
さほど変わりはないと個人的には感じますが、実際にはもう少し落ち着いた色あいに感じられるかもしれません。
綺麗なお色めには違いありません。
*最後のお写真で横に並べたのはハスケルの古いドレスクリップになりますが、同時期ならではとてもよく似たミルクガラスのフラワーモールドが使われています。
こちらは次回ご案内させていただきます。
ブランド: TRIFARI(トリファリ)
サイズ約: 一番長いところ 縦7.8cm x 幅2cm
材質: ゴールドトーン・メタル、ミルクガラスモールド
刻印: クラウンマーク+TRIFARI
【コンディション】EXCELLENT
メタルのゴールドメッキに極小の傷が1箇所みられます。
コーラルピンク色のガラスモールドは艶があり、古い年代のお品としては、とても綺麗なコンディションです。
TRIFARI(トリファリ) |
アメリカのコスチューム・ジュエリー界で最高峰とされるブランドTRIFARIは、1910年にイタリア・ナポリ出身の移民者Gustavo Trifari とその叔父により「Trifari and Trifari社」として 創立されました。
TRIFARIが大きく注目されるようになったのは、1930年にアルフレッド・フィリップ(Alfred Philippe)がデザインを手がけるようになってからといえます。
ブロードウェイやハリウッド映画界などへも多く製作を手がけ、1950年代には当時の大統領アイゼンハワー大統領の夫人が愛用したことでも有名になりました。
1952年Trifariが死去、1975年までは彼の息子らによって継続されるも、 HallmarkやCrystal Brandsなどを経て1994年にはMonetグループに買収されました。
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