色彩のパレード「宝石の風船を運ぶ、微笑みのピエロ」
ふんわりと空に浮かぶ、パステル調の宝石バルーン。淡いピンクやブルー、アイボリーにブラウン・・
1960年代から天然石ジュエリーの作品を世に送り出してきたSWOBODA(スワボダ)の、甘く瑞々しい色彩で綴られた「ピエロと風船」のヴィンテージブローチです。
今回はタグ付きの状態で届いた、オールドストックの美しいコンディション。
スワボダの代名詞とも言える、うっとりするような黄金色の輝き。 初期作品から多用されてきたこの特徴的なゴールドトーンは、当時の品質の高さから24金メッキ(24KGP)によるものと考えられます。
そして色とりどりの天然石たちは、今もなお製作当時の息吹を感じさせるほど『艶ピカ』です。
キャンディのように甘く、宝石のように高貴な。
頭には白いアゲート、足元にはオレンジ色のカーネリアン、手にはピンク色の天然石(ロードクロサイト、またはハウライト系の石)、瞳に宿ったガーネットや帽子を彩るアメジストとコーラルが、小さなピエロに豊かな生命感を吹き込んでいます。
頭のてっぺんから足先まで、細かくあしらわれたキャンディのカケラのようなジェムストーンたち。
まるで夜のサーカスの魔法を閉じ込めたような、見ていて飽きないブローチです。
Whimsical Story ―― 幸せを運ぶ、小さなパフォーマー
日常に「物語」を添えるブローチ
何ともユニークで微笑ましい姿のピエロ君。ピエロシリーズの中でも特に人気の高い「風船」のデザインは、スワボダらしい贅沢な遊び心が凝縮されています。
こちらは再入荷のお品ですが、以前ご紹介したものとはストーンの組み合わせが異なる、まさに一点ものの表情。天然石ゆえに、同じデザインでも二つとして同じ表情は存在しません。
その個性との出会いをお楽しみください。
可愛らしいモチーフでも決して子供っぽくならず、大人の女性の胸元を品良く、そしてチャーミングに演出してくれます。身に着けるたびに微笑みを運んでくれる、一生ものの宝物ジュエリーです。

(画像は拡大してご覧いただけます。)
ETERNAL PROLOGUE ―― 私の想い
実はこのブローチに出会うまで、私はピエロというモチーフに対して、怖いイメージを持っていました。
でもこの作品を手にした瞬間に、そんな先入観は鮮やかに覆されてしまいました。
風船を掲げた姿がたまらなく愛らしいのはもちろんですが、何より驚いたのは、小さな宝石の欠片たちがこれほどまでに贅沢に詰め込まれていること。
「こんなに小さな体に、これほど多くの天然石が……!?」あまりの凝りように、お得感さえ覚えてしまうほどです。
一つひとつ丁寧にセッティングされたストーンたちは、角度を変えるたびに異なる光を捉え、その姿はまるでピエロのパフォーマンスそのもの。
こんなにも心を弾ませてくれるブローチには、そう滅多に出会えるものではありません。
苦手だったはずのモチーフが、一瞬で宝物へと変わってしまった、魔法のような出会い。
きっと私と同じように、ピエロに馴染みのない方がきっと多くいらっしゃるのではないかと思います。
このイメージが覆される瞬間のワクワクをお届けしたい!
そんな想いで、またこの作品を送り出したいと思います。
| ブランド | SWOBODA(スワボダ) |
| サイズ | 一番長い箇所約 縦4.5cm x 横2.5cm |
| 材質 | ゴールドトーン・メタル(おそらく24金メッキ / 24KGP)、天然石(ヒスイ、ムーンストーン、アメジスト、ガーネット、カーネリアン、ホワイトアゲート、コーラル、クォーツほか) |
| 刻印 | ©SWOBODA.INC |
| コンディション | Excellent タグ付きのオールドストック品です。石はオリジナルで全て揃っており、メタル・天然石ともに輝き、極めて美しい状態を保っています。
1箇所だけ、風船に見立てたムーンストーンの内部に、褐色のスポットが見られます。 正確な成分や由来は分かりかねますが、表面の傷や汚れではなく、石が本来持っている自然な表情で、質を損なうものではございません。 |
※天然素材特有の微細な内包物や、ヴィンテージパーツの風合いが見られる場合がございます。
※ジュエリーのみのお届けです。アンティーク等の撮影小道具は含まれません。
Antique Voyage Magazine
ピエロが運ぶ「石の魔法」
愛されるパフォーマーの秘密
古くからサーカスの花形であるピエロは、欧州では「幸運のメッセンジャー」としても愛されてきました。
彼らが風船を持っている姿は、人々の「願い」や「希望」を空へと届けてくれる象徴とされています。
この小さなブローチに込められたパステルカラーの輝きは、まさにその希望の欠片。
身に着けるだけで周囲を和ませ、笑顔の連鎖を生んでくれるはずです。
石を慈しむ「セッティング」の美学
SWOBODAのジュエリーを支えるのは、一般的な爪留めとは異なる、独自のセッティング技法です。
石の形に合わせて仕立てられた枠の中へ、一石ずつ丁寧に収めていく緻密な手仕事。
特筆すべきは、固定に用いる「糊の色」への細やかな配慮です。
石本来の透明感や発色を妨げず、その色彩が最も美しく見えるよう計算された調和。
こうした見えない部分への誠実な仕事こそが、立体的な絵画のような奥行きを生み出しているのです。
A Journey for Gemstones
旅する情熱が育てた、天然石의 芸術
Swoboda(スワボダ / Swoboda, Inc.)
【南米から届いた、地球の欠片】
1956年、エドワード・スワボダによってロサンゼルスで設立されたジュエリーブランド、Swoboda(スワボダ)。その物語は、熱烈な旅行家でもあったスワボダ氏が、南米を旅して作品のインスピレーションとなる天然石を集めたことから始まりました。
【ハリウッドを虜にした、生命の色彩】
ジェイド、ターコイズ、ガーネット、そして瑞々しい真珠。カットして磨き上げられただけの天然の色彩を、一つひとつ手作業でジュエリーへと昇華させる独自のスタイル。その生命感あふれるデザインは瞬く間にハリウッドで注目を集め、伝説的な地位を確立したのです。
【ファーストレディに愛された品質】
かつて、当時のファーストレディであったナンシー・レーガン大統領夫人も愛用していたことで知られ、その品質とエレガンスは折り紙付き。24Kゴールドプレートの台座に、一石ずつ丁寧にセッティングされた天然石の輝きは、時を経てもなお色褪せることがありません。※1966年以前の初期作品は無刻印。
【次代へと受け継がれる、不変の美学】
1979年にスワボダ氏は第一線を退きますが、その情熱は右腕として活躍したNate Waxman(ネイト・ワックスマン)へと引き継がれました。伝統を守りつつ、新たな息吹を吹き込まれたジュエリーたちは、今もなお世界中の愛好家を魅了し続けています。
「世界にひとつ、自然が描いた色彩を纏う」
天然石ゆえに、二つとして同じ表情は存在しません。Antique Voyageでは、スワボダの真髄である「石の選定の素晴らしさ」が際立つ、物語性豊かなピースを厳選してご紹介しています。
Antique Voyage Curated Collection