上品な遊び心を宿した、小さな蜂のタックピン
ヴィンテージ・コスチュームジュエリーを代表するTrifari(トリファリ)より、愛らしさと気品を併せ持つ蜂のタックピンです。
こちらは、1960年代に発表された名作デザインをもとに、1980年代〜90年代に復刻された人気のエディション。
オリジナルデザインの魅力を受け継いだ復刻作品は、当時の造形をより良好な状態で楽しめる点においても、コレクターから高く評価されています。
ゴールドトーンのメタルに施された細やかな模様が、トリファリらしい上品な風格を漂わせます。
ふっくらとしたボディには温かみのあるカラメルブラウン、透き通るような羽根にはフォレストグリーンの艶やかなエナメルが美しく彩られ、光を受けて優しく輝きます。
日常の装いに、さりげない個性を添えるアクセント
ふとした瞬間にきらりと光るのが、瞳にあしらわれたペリドットグリーンの小さなカボションです。
昆虫モチーフが少し苦手という方でも、思わずにんまりしてしまうような洗練された愛嬌が感じられます。
何より嬉しいのが、タックピンならではの「手軽さ」です。
針を刺して後ろから留め具でパチンと固定するだけなので、ブローチに慣れていない方でも、自然に装いへ取り入れていただけます。
使い勝手の良いスモールサイズは、ジャケットの襟元やハットなどにもさりげなく添えやすく、小さなアクセントとして美しく収まります。
愛らしいモチーフを、落ち着いた品格とともに楽しめる、趣のあるヴィンテージジュエリーです。

(画像は拡大してご覧いただけます。)
| ブランド | Trifari(トリファリ) |
| サイズ | 一番長いところ 約 横3cm x 縦2.5cm |
| 材質 | ゴールドトーン・メタル、ルーサイトカボション、エナメル |
| 刻印 | TRIFARI TM |
| コンディション | Excellent エナメルやメッキに剥がれや目立つ傷みは見られず、美しいコンディションを保っています。 |
※ヴィンテージ品につき、経年上の極小のスレキズ、汚れ、状態の良いお品でも少なからずとも僅かにはございます。
新品とは異なりますことをご理解ください。
※ジュエリーのみのお届けです。アンティーク等の撮影小道具は含まれません。
Antique Voyage Magazine
トリファリが描く、生命力溢れるラッキーモチーフ
時を超えて復刻される、普遍的な造形美
トリファリの長い歴史の中で、動物や昆虫をモチーフにした「クリッター(小さな生き物)」シリーズは、コレクターの間でも根強い人気を誇ります。
1960年代に誕生したこの蜂のデザインが、のちに復刻版として再び愛されたのは、そのフォルムが流行に左右されない完成された美しさを持っていたからに他なりません。
エナメルと色彩が織りなす「大人の遊び心」
ただの写実的な再現ではなく、エナメルの絶妙な色使いや、瞳に宝石のようなルーサイトカボションを配するなどの細やかな演出。そこには、ハイジュエリーの品格を守りつつ、身に着ける人の心に灯をともすような、トリファリ特有のユーモアと美学が息づいています。
渋みのあるグリーンとブラウンのコントラストは、まさに時代を超えて愛されるクラシカルなエレガンスそのものです。
幸せの象徴を、さりげなく纏う贅沢
古くから「繁栄」や「幸福」の象徴とされる蜂。
そんなラッキーモチーフを、ヴィンテージという唯一無二の形で見つける。
それは、大量生産のアクセサリーでは味わえない、知的な贅沢と言えるでしょう。
襟元にそっと添えるだけで、装いにさりげない表情を生み出してくれる、小さな存在感のあるヴィンテージジュエリーです。
The Legend of Costume Jewelry
ハリウッドが愛した、永遠のシグネチャー
Trifari(トリファリ)
【イタリアの職人魂とニューヨークの洗練】
1910年、イタリアの熟練金細工師グスタボ・トリファリ(Gustavo Trifari)がニューヨークで設立。当初はヘア・オーナメントを製造していましたが、1925年にレオ・クルスマン(Leo Krussman)とカール・フィシェル(Carl Fishel)と提携し「KTF」として発展。
後に再び「TRIFARI」ブランドへと戻り、高品質なコスチュームジュエリーの代名詞となりました。
【アルフレッド・フィリップが築いた黄金時代】
トリファリの黄金時代を支えたのは、カルティエ(Cartier)やヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)で名を馳せた伝説のデザイナー、アルフレッド・フィリップ(Alfred Philippe)です。
1930年の入社後、彼が持ち込んだインビジブル・セッティング(Invisible setting)に着想を得たハイジュエリーの表現は、安価な模倣品とは一線を画す、芸術的な風格をトリファリに与えました。
そして、1937年には品質の証である「クラウン(王冠)マーク」が誕生しました。
その品質とエレガンスは、マミー・アイゼンハワー(Mamie Eisenhower)大統領夫人をはじめ、ハリウッド映画界やブロードウェイのスターたちを魅了し続けてきました。
【革新的な素材と時代を映すデザイン】
「手の届くラグジュアリー」を掲げ、ロジウムメッキや独自の金合金「トリファリウム(Trifanium)」などの新素材を次々と導入。
1930年代のアールデコからミッドセンチュリーのエレガンスまで、トレンドを巧みに乗り切った職人技は、今なお高いコレクタブル価値を誇ります。
【知性と美学を継承するピース】
1970年代のホールマーク(Hallmark)社、1990年代のモネ(Monet)グループへの買収を経て、実質的にその輝かしい幕を閉じた往時のトリファリ。
Antique Voyage(アンティーク・ボヤージュ)では、アルフレッド・フィリップの哲学が息づく1960年代頃の希少なヴィンテージ・ピースなどを、厳選してご紹介しています。
Antique Voyage Curated Collection