大地と空の記憶を宿す、聖なる青
ネイティブアメリカンの銀細工文化を背景に生まれた、ヴィンテージ・ターコイズリングです。
サイズは USサイズ 6.5(日本サイズ 約13号相当)。
ターコイズの存在感を楽しめる、程よいボリューム感のリングです。
アンティークショップにてナバホ族のリングとして買い付けたお品ですが、作家名などの刻印が確認できないため、本ページでは特定の部族名を断定せずご紹介しています。
ナバホ族をはじめとするアメリカ南西部の部族では、スターリングシルバーとターコイズを組み合わせた独自のジュエリー文化が長く受け継がれてきました。
おそらく1980年代頃に制作されたと考えられるこちらのリングは、古くから伝わる伝統技術を思わせる造形を備えながら、現代の装いにも自然に馴染む普遍的な美しさを湛えています。
編み込まれた縄のようなスターリングシルバーの台座は、ナバホジュエリーにも多く見られる装飾様式です。
その中央に丁寧に収められた天然石ターコイズの青が、大地と空を思わせる静かな存在感を放ちます。
派手すぎず、かといって埋もれない絶妙なサイズ感は、日々の装いにさりげなくインディアンジュエリーの魅力を添えてくれる一品です。
心に勇気を灯す、お守りのような存在
ターコイズは、ネイティブアメリカンの間で古くから「聖なる石」として崇められてきました。
石言葉は、持ち主の強い信念を支える「勇気」。
心身を活性化してくれるといわれるそのパワーは、特別な日はもちろん、何気ない日常の中でも持ち主をそっと支えてくれるはずです。
私自身もターコイズが好きで、指元にこの青があると、どこか心が落ち着くような気がします。
ヴィンテージならではの育った風合いと、手仕事の温もりが宿るターコイズリング。
自分だけの物語を、この指輪と共に刻んでいただければ幸いです。

(画像は拡大してご覧いただけます。)
| アーティスト | ネイティブアメリカン(南西部地域) |
| サイズ | USサイズ 6.5(日本サイズ 約13号) 台座:横1.7cm x 縦2cm |
| 材質 | スターリングシルバー、天然石ターコイズ |
| 刻印 | 925(スターリングシルバー) |
| コンディション | Very Good 特に大きな傷みはなく、ヴィンテージとして大切に受け継がれてきたことが伺える良好なコンディションです。
ハンドメイドの成形による僅かな歪みや、スターリングシルバー特有の柔らかな変色(パティナ)が見られますが、それらすべてがこのリングの歩んできた歴史であり、天然ターコイズの深い青をより一層美しく引き立てる唯一無二の風合いとなっています。 |
※ヴィンテージ品につき、経年による極小のスレや汚れが見られる場合がございます。
状態の良いお品でも、新品とは異なりますことをご理解ください。
※ジュエリーのみのお届けです。撮影小道具は含まれません。
Antique Voyage Magazine
空の欠片を指元に纏う、静かな決意
「勇気」という、確かな自負
ネイティブアメリカンの間では、ターコイズは「空の欠片」と信じられ、身に纏う者の尊厳と健康を支える聖なる石として受け継がれてきました。
その青は空と大地をつなぐ色とされ、旅に出る者や大切な人を守るお守りとしても大切にされてきたのです。
石言葉は「勇気」。それは単なる強さではなく、自分自身の信念を貫くための静かな自負を意味します。
1980年代という時代を経て育ったこの青は、今度はあなたの日常に寄り添い、確かな個性を語るパートナーとしての物語を紡ぎ始めます。
編み込まれた縄、重なる時間
このリングの台座を囲む、細やかな「ツイステッド・ワイヤー(縄状の銀線)」。
これには「絆」や「運命の連なり」という意味が込められています。
手仕事で一本一本編み込まれた銀の造形は、天然石の青さをより一層際立たせ、無骨ながらもどこか優しい温もりを感じさせます。指を通すたびに、素材の持つ歴史と、自分自身の歩んできた時間が重なり合う。
そんな大人の女性にこそふさわしい、特別な一品です。
素材の歴史、お手入れ、そしてアンティークの魅力。
銀と暮らす愉しみについての、小さな読み物です。商品とあわせて、ぜひご覧ください。
The Heritage of Native American Art
大地が育んだ、銀と石の叙事詩
Navajo(ナバホ族)
【銀細工の先駆者:ナバホの誇り】
米国南西部に広大な領土を持つナバホ族は、インディアンジュエリーにおいて最初に銀細工を始めた部族として知られています。19世紀半ば、メキシコの銀職人から技術を学び、独自の感性で昇華させた彼らのアートは、部族の歴史と文化的発展の象徴そのものでした。
【力強さと緻密さが共存する造形】
ナバホ・ジュエリーの最大の特徴は、重厚なスターリングシルバーに施された「スタンプワーク」の美しさにあります。鏨(たがね)を用いて一打ずつ刻まれる複雑な幾何学模様。そこには、大地や空、動植物といった自然界への深い敬意が込められており、手仕事ならではの力強い呼吸が宿っています。
【聖なる石、ターコイズとの出会い】
大胆かつ贅沢にセットされたターコイズは、ナバホにとって「空の欠片」であり、守護の力を宿す特別な存在です。銀のパティナ(古色)とターコイズの青が織りなすコントラストは、単なる装飾を超え、身につける者の精神を鼓舞するような力強い美しさを放ちます。
【伝統と現代が交差する、魂の工芸】
時代と共にメキシコや西洋のデザインを吸収しながらも、決して失われないナバホのアイデンティティ。1980年代のヴィンテージ品には、古き良き時代の無骨さと、現代の装いにも調和する洗練が絶妙なバランスで共存しています。それは、二度と同じものは作られない、世界にたった一つの歴史の記録です。
Antique Voyage Curated Collection