胸元に添える、穏やかな品格
1950年代から天然石ジュエリーの芸術的な作品を世に送り出してきたSWOBODA(スワボダ)による、静かに佇むクジャクの姿が美しいヴィンテージブローチです。
こちらはSwobodaデザイナーのプライベートコレクションによる、デッドストックの未使用品です。
数十年の時を経た今もなお、石の瑞々しさと24金メッキ(24KGP)の濃厚なゴールドの輝きが美しく調和した、素晴らしいコンディションを保っています。
凛とした佇まいと、響き合う天然石の色彩
羽を閉じ、優雅に休息するクジャク。その穏やかな曲線を描く尾には、ファセットを施したオーバルカットの大粒アメジストを贅沢に配置。細やかなカットによって、アメジスト本来の深い紫と、透き通るような美しさがより一層際立ちます。
瞳と冠には、鮮やかなフューシャピンクのルビー。ボディから尾にかけては、小さなラウンドカットの若葉のようなペリドット石が静かに散りばめられ、気品あふれる色彩のコントラストを描き出しています。
スワボダらしい原石の良さを活かした天然石たちは、光の角度によって、まるで呼吸しているかのような深く瑞々しい表情を見せてくれます。
静かな時を纏う、優雅なシルエット
クジャクは古来より「守護」や「繁栄」を象徴する瑞鳥。
羽を広げない静かなフォルムは、主張しすぎることなく、大人の女性の胸元にそっと寄り添う奥ゆかしさがあります。繊細な透かし彫りのゴールドワークにより、軽やかに纏っていただけるのも魅力。
実際に手に取ってみると、不思議と数値ほどの大きさは感じず、計算された『しずく型』のようなフォルムがすっきりと馴染みます。上部は細身で、裾に向かってふっくらと広がるシルエットのおかげで、主張しすぎない絶妙なサイズ感に仕上がっています。
冬場は厚手のコートやジャケットの襟元に、春先にはシンプルなブラウスのアクセントにと、季節を問わず装いに優雅な物語をもたらします。
流行に左右されない確かな作りと天然石の質感は、時を重ねるほどにその魅力を深め、長く寄り添ってくれる存在です。

(画像は拡大してご覧いただけます。)
| ブランド | SWOBODA(スワボダ) |
| サイズ | 約 縦6cm x 横3.3cm |
| 材質 | 24金メッキ(24KGP)、天然石(アメジスト、ルビー、ペリドット) |
| 刻印 | ©SWO |
| コンディション | Excellent スワボダのデザイナーによるオールドストックの未使用品です。
目立つような傷みなく、メタル、天然石ともに素晴らしい輝きを保っております。 |
※天然素材特有の微細な内包物や、ヴィンテージパーツの風合いが見られる場合がございます。
※ジュエリーのみのお届けです。アンティーク等の撮影小道具は含まれません。
Antique Voyage Magazine
瑞鳥が語る「内なる平穏」
アメジスト:高貴と癒しの紫
古来より、最も高貴な色として愛されてきた紫。
アメジストは、持つ人の心を癒し、誠実な愛を守り抜く石として大切にされてきました。
ブリリアントスタイルのファセットカットによって引き出された、深みがありながらも透き通るようなパープルの輝きは、ヴィンテージならではの落ち着いた品格の中に、確かな華やかさを漂わせます。
ルビーとペリドット:情熱と希望の彩り
瞳と冠に配されたフューシャピンクのルビーが、クジャクの表情にさりげない華やぎを添えています。
そして、ボディから尾にかけて散りばめられたペリドットは、太陽の光を浴びた新緑のような、瑞々しい輝きをもたらしています。
この鮮やかなコントラストは、スワボダが愛した天然石の魅力をそのまま映し出したような、自然の美しさを感じさせる色彩です。
石を慈しむ「セッティング」の美学
SWOBODAのジュエリーを支えるのは、一般的な爪留めとは異なる、独自のセッティング技法です。
石の形に合わせて仕立てられた枠の中へ、一石ずつ丁寧に収めていく緻密な手仕事。
特筆すべきは、固定に用いる「糊の色」への細やかな配慮です。
石本来の透明感や発色を妨げず、その色彩が最も美しく見えるよう計算された調和。
こうした見えない部分への誠実な仕事こそが、立体的な絵画のような奥行きを生み出しているのです。
A Journey for Gemstones
旅する情熱が育てた、天然石の芸術
Swoboda(スワボダ / Swoboda, Inc.)
【南米から届いた、地球の欠片】
1956年、エドワード・スワボダによってロサンゼルスで設立されたジュエリーブランド、Swoboda(スワボダ)。その物語は、熱烈な旅行家でもあったスワボダ氏が、南米を旅して作品のインスピレーションとなる天然石を集めたことから始まりました。
【ハリウッドを虜にした、生命の色彩】
ジェイド、ターコイズ、ガーネット、および瑞々しい真珠。カットして磨き上げられただけの天然の色彩を、一つひとつ手作業でジュエリーへと昇華させる独自のスタイル。その生命感あふれるデザインは瞬く間にハリウッドで注目を集め、伝説的な地位を確立したのです。
【ファーストレディに愛された品質】
かつて、当時のファーストレディであったナンシー・レーガン大統領夫人も愛用していたことで知られ、その品質とエレガンスは折り紙付き。24Kゴールドプレートの台座に、一石ずつ丁寧にセッティングされた天然石の輝きは、時を経てもなお色褪せることがありません。※1966年以前の初期作品は無刻印。
【次代へと受け継がれる、不変の美学】
1979年にスワボダ氏は第一線を退きますが、その情熱は右腕として活躍したNate Waxman(ネイト・ワックスマン)へと引き継がれました。伝統を守りつつ、新たな息吹を吹き込まれたジュエリーたちは、今もなお世界中の愛好家を魅了し続けています。
「世界にひとつ、自然が描いた色彩を纏う」
天然石ゆえに、二つとして同じ表情は存在しません。Antique Voyageでは、スワボダの真髄である「石の選定の素晴らしさ」が際立つ、物語性豊かなピースを厳選してご紹介しています。
Antique Voyage Curated Collection