DETAIL
紫のしずくに守られた、小さなしあわせの巣
1956年の設立以来、天然石の美しさをジュエリーへと昇華させてきたSWOBODA(スワボダ)の、小さな命の気配を感じさせる、愛らしい鳥の巣のヴィンテージブローチです。
24金メッキ(24KGP)で精巧に表現された枝葉には、透明感のあるアメジストが雫のように一石ずつ丁寧に配され、その中心には3つの本真珠が眠る鳥の巣が、大切に守られています。
天然石と手仕事が生む、繊細な造形
スワボダの鳥の巣モチーフは、使用される天然石や小鳥の彩りによって、一点ごとに異なる表情を見せてくれます。同じデザインでありながら、石や色の組み合わせによって、それぞれ異なる空気を纏うのも魅力のひとつ。
巣に眠る3つの本真珠もまた、一粒ずつわずかに大きさや色調が異なります。
人工物ではない天然素材ならではのその個性は、この小さな鳥の巣にささやかな表情の違いをもたらしています。スワボダが愛した自然界のありのままの姿が、静かに息づいているように感じられます。
こちらは、アメジストの穏やかな紫と小鳥のやさしい色彩が調和した、どこか静けさを感じさせる仕上がりです。
やわらかな水色をまとい、アメジストと響き合うようにパープルのアクセントが添えられた小さな鳥が、そっと巣を見守るように羽を休めています。
小ぶりのサイズながらも、天然石の質感と職人の細やかな手仕事が凝縮された、見入るほどの完成度を感じさせる一品です。
古い時代のオリジナルピースながら、目立つ傷みも見られず、天然石の輝きも美しく保たれた、良好なコンディションです。
心ときめくバードモチーフを、襟元に添えて
スワボダらしい遊び心を感じさせながらも、アメジストの落ち着いた色彩が全体を上品にまとめています。
シンプルなニットやジャケットの襟元に添えるだけで、装いにさりげない奥行きを添えてくれます。
胸元はもちろん、ストールや帽子に添えるなど、日常のさりげない瞬間に寄り添うヴィンテージピースです。

(画像は拡大してご覧いただけます。)
| ブランド | SWOBODA(スワボダ) |
| サイズ | 一番長い箇所 約 縦3cm x 横3.3cm |
| 材質 | 24金メッキ(24KGP)、天然石(アメジスト)、本真珠 |
| 刻印 | ©SWO,INC. |
| コンディション | Excellent
古い時代のオリジナル作品ですが、目立つ傷みも見られず、天然石の輝きも良好に保たれた、エクセレントコンディションの一品です。
※巣の中のパール(真珠)は、天然素材のため粒ごとにわずかな大きさや色味の違いが見られます。リペア等によるものではなく、当時のままの自然な表情としてお楽しみください。 |
※天然素材特有の微細な内包物や、ヴィンテージパーツの風合いが見られる場合がございます。
※ジュエリーのみのお届けです。アンティーク等の撮影小道具は含まれません。
Antique Voyage Magazine
掌に広がる、愛と安らぎのかたち
ヴィクトリアンから続く、愛の象徴「鳥の巣」
古くからジュエリーの世界で愛されてきた「鳥の巣」のモチーフ。
特にヴィクトリア朝時代のイギリスでは、愛する家族や家を守る、そして「新しい命の誕生」や「繁栄」を象徴するラッキーチャームとして、広く親しまれてきました。
スワボダが手掛けるこの鳥の巣のモチーフも、そうした伝統的な意匠を現代的な感性で再構築したものです。枝葉を模った24金メッキの繊細なライン、そこに宿る本真珠の卵。
かつての職人の手仕事が、時を超えてあなたの元へ届いた、一編の詩のようなジュエリーです。
アメジスト:静寂を纏う、高貴な紫の守護石
このブローチの印象を形づくっているのは、繊細に配された天然石アメジストの輝きです。
かつて聖職者や王族にのみ許された「紫」は、古来より直感力を高め、邪悪なものから身を守る守護の力があると信じられてきました。
今回のアメジストは、淡すぎず、それでいて透明感に満ちた絶妙なトーン。
光を受けるたびに、紫の雫のように揺らめくその輝き。その色彩は、小鳥の羽に添えられたパープルともやわらかく響き合い、作品全体に静かな気品をもたらしています。
- Message from Antique Voyage -
わたしの想い
私がスワボダのジュエリーを初めて目にしたのが、まさにこの「鳥の巣」のシリーズでした。
手のひらの上に広がるあまりに小さく、そして精巧な世界に、一瞬で心を奪われてしまったのを今でも鮮明に覚えています。
何より印象的だったのは、これほど小さな装飾品の中に、天然石が丁寧に配されていること。
それは単なるアクセサリーの枠を超えた、ひとつの完成された「アートジュエリー」そのものでした。
スワボダの作品には、石の種類や小鳥の色の組み合わせによって、全く異なる表情が生まれる楽しさがあります。
今回のアメジストと水色の小鳥の組み合わせも、見つめるたびに新しい魅力に気づかされます。
そして実は、同じアメジストの組み合わせであっても、年代や小鳥の色やシェイプ、石の色合いのわずかな違いによって、それぞれ異なる空気が生まれています。
手に取るたびに、思わず見惚れてしまうような、スワボダならではの繊細で愛らしい世界。
次はどの石にしよう?と、気づけば『スワボダの沼』に足を踏み入れてしまう、そんな抗いがたい魅力を持った罪なシリーズです。
この小さなブローチに宿る確かなクオリティと温もりが、あなたの日常に彩りと心弾む瞬間を届けてくれる存在になれたら嬉しいです。
Antique Voyage フィッシャー
A Journey for Gemstones
旅する情熱が育てた、天然石の芸術
Swoboda(スワボダ / Swoboda, Inc.)
【南米から届いた、地球の欠片】
1956年、エドワード・スワボダによってロサンゼルスで設立されたジュエリーブランド、Swoboda(スワボダ)。その物語は、熱烈な旅行家でもあったスワボダ氏が、南米を旅して作品のインスピレーションとなる天然石を集めたことから始まりました。
【ハリウッドを虜にした、生命の色彩】
ジェイド、ターコイズ、ガーネット、実りを感じさせる真珠。カットして磨き上げられただけの天然の色彩を、一つひとつ手作業でジュエリーへと昇華させる独自のスタイル。その生命感あふれるデザインは瞬く間にハリウッドで注目を集め、伝説的な地位を確立したのです。
【ファーストレディに愛された品質】
かつて、当時のファーストレディであったナンシー・レーガン大統領夫人も愛用していたことで知られ、その品質とエレガンスは折り紙付き。24Kゴールドプレートの台座に、一石ずつ丁寧にセッティングされた天然石の輝きは、時を経てもなお色褪せることがありません。※1966年以前の初期作品は無刻印。
【次代へと受け継がれる、不変の美学】
1979年にスワボダ氏は第一線を退きますが、その情熱は右腕として活躍したNate Waxman(ネイト・ワックスマン)へと引き継がれました。伝統を守りつつ、新たな息吹を吹き込まれたジュエリーたちは、今もなお世界中の愛好家を魅了し続けています。
「世界にひとつ、自然が描いた色彩を纏う」
天然石ゆえに、二つとして同じ表情は存在しません。Antique Voyageでは、スワボダの真髄である「石の選定の素晴らしさ」が際立つ、物語性豊かなピースを厳選してご紹介しています。
Antique Voyage Collection